金丸&宗山 今秋ドラフト「投打の目玉」に異変…そろって故障&大学代表辞退でスカウトてんやわんや

公開日: 更新日:

 今秋ドラフトの投打の目玉が代表入りを逃した。

 24日、7月の「プラハ&ハーレムベースボールウイーク」に出場する大学日本代表が決定。1位候補の青学大・外野手の西川史礁(4年)ら選出された24人のメンバーの中に、左腕の金丸夢斗(関大4年)と遊撃手の宗山塁(明大4年)の名前はなかった。

 金丸はプロのスカウトから、「10年に1人の逸材」「カブス今永昇太以上の可能性を秘めている」と称賛の声が相次ぐなど、今秋ドラフトで最も人気を集めるとみられていた。

 兵庫・神港橘高から関大に進学し、1年秋からベンチ入り。今年3月には侍ジャパンのトップチーム入りを果たし、欧州代表との強化試合で2回無安打と好投した。今春リーグ戦も防御率0.00の無双状態。12球団が1位候補に挙げている。

■力投型、フル回転の反動

 そんな金の卵に異変が生じたのが5月11日の関学大戦だ。登板中に腰痛を訴え、四回限りで緊急降板。その後、腰の骨挫傷が判明したのだ。本人は代表入りに意欲を燃やしていたものの、辞退に追い込まれた。

 腰の骨挫傷は症状によって全治に長短はあるが、「一般的には1カ月は経過観察が必要。病院での通院治療が必要となると、半月程度の海外遠征に同行するのは難しい」(某トレーナー)という。

「2年時からフル回転してきた反動でしょう」とは、セ球団の某スカウトだ。

「金丸は故障が一番怖い。177センチ、78キロと体は大きくないものの、鋭い腕の振りと下半身のひねりによって、素晴らしいボールを投げる。裏を返せば、腰など体に負担がかかりやすいフォームともいえます。常に100%の力を出し切る力投型ですから、なおさらです」

 2年時からプロが視察に訪れ、メディアの注目度も高い。

「関大もピリピリしている。メディアに対して先日、金丸の取材日を限定する旨を通達したほどです」(放送関係者)

 前出のスカウトが続ける。

「今後の腰の状態次第では、指名を回避する球団が出てきても不思議ではない。昨秋ドラフトでは、下村(青学大=阪神)、草加(亜大=中日)ら、1位指名投手が相次いで故障離脱した。兵庫県出身の金丸にとってご当地球団の阪神は、下村のトラウマに加え、即戦力の内野手を1位指名する可能性がある。左投手が補強ポイントの巨人なども、今後の投球を注視することになります」

 大学ナンバーワン野手との呼び声が高い宗山にも異変が生じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  5. 5

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  1. 6

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  2. 7

    日本球団はまだまだ佐々木麟太郎を諦めていない? マーリンズ入り決断でも狙う「ウルトラC」

  3. 8

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  4. 9

    巨人橋上監督代行は本当に「今季限り」でいいのか…他球団から“引き抜き”に要注意

  5. 10

    佐々木朗希に付いて回った“タンパリング疑惑”…ドジャース以外の29球団は「そこまでやるか」と激怒した

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 2

    愛子さまが8月に伊勢神宮「式年遷宮」視察へ 将来は「祭主」を継ぐ可能性も

  3. 3

    検察組織は落ちるところまで落ちた 東大法卒の「特捜部エース」が“ヒモ”とは…世の中真っ暗闇

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  1. 6

    「ブルーカラー・ビリオネア」には到底なれない…60代の元ブルーカラーは今無職

  2. 7

    来春の統一地方選の争点は「皇室典範」再改正で決まり 高市内閣支持率急落で野党にも一筋の光明

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    一番驚いているのは自民に入れた有権者 「数の力」をなぜ、こんなバカげたことばかりに使うのか

  5. 10

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ