朝乃山が左膝「ぐにゃり」、重症さ感じさせた「音」…負の連鎖で現役続行にも暗雲

公開日: 更新日:

 恐れていたことが起きてしまった。

 元大関の幕内・朝乃山(30)が17日の一山本戦で、負傷退場である。

 立ち合いから一山本の攻めで土俵際となり、左足を徳俵にかけて粘っていたが、左膝を不自然に曲げるような体勢で転倒。震える足で何とか立ち上がろうと中腰になったものの、すぐにまた崩れ落ちて両手を土俵にバッタリ。四つん這いで土俵から降り、車椅子で花道を下がった。

 NHKの中継内で高砂部屋付きの若松親方(元幕内朝乃若)が明かしたところによると、朝乃山自身は「巡業で痛めたのと同じ感じ。それより重いんじゃないか。音の仕方からそう感じた」と話していたという。

 今年4月の春巡業終盤、朝稽古で右膝を負傷。「右膝内側側副靱帯損傷」と診断され、5月場所を全休した。

 その時よりも重傷だと“音”で感じたと言った朝乃山。その直感は正しく、18日に「左膝前十字靱帯断裂、左膝内側側副靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷」と判明。手術をする方針で、長期離脱は避けられない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意