国内女子ツアーは男子の全英OPと正反対…激甘コースでのバーディー合戦ではプロの凄味は伝わらない

公開日: 更新日:

 一方、国内の女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」(ザ・クイーンズヒルGC=6505ヤード・パー72)は、通算28アンダーの川﨑春花(21)が、2戦連続Vで今季2勝目(ツアー通算4勝目)を飾った。

 こちらは酷暑の福岡での4日間大会。通算20アンダー以上が5人もいて、優勝した川﨑のスコアは初日から68・65・63・64。

 これまでの72ホール(パー72)の最少ストローク通算24アンダーの記録を4打も更新したものの、ラフは短く、グリーンはよく止まり、「バーディーを取ってください」というやさしいピン位置。そんなコース設定でバーディーの山を築いてもプロの凄さは伝わってこない。

 ゴルフのスコアは、天候やコース設定で大きく変わるもの。それにしても、だ。世界の男子プロが歯をくいしばってパーをセーブする全英と、その対極にある国内のバーディー合戦は、同じゴルフには見えなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」