「誤審疑惑黒星」の翔猿 大関に完勝でも晴れない審判へのモヤモヤ《昨日悔しい思いをしたので…》

公開日: 更新日:

 文句なしの勝利でも気分は晴れず、か。

 大相撲9月場所4日目、結びの一番で翔猿(32)が大関・豊昇龍に勝利。相手を惑わせるようにふわっと立ち上がってペースを握ると、前に出てくる相手を引き落とした。

【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)

 しかし、当の本人は勝ったにも関わらず厳しい表情で勝ち名乗りを受け、花道を下がった。脳裏にあったのは、前日の「誤審」ではないか。

 同じく結びで大関・琴桜と対戦した3日目。スロー映像では土俵から飛び出た翔猿の足が着くより先に、倒れた琴桜の手がつく方が明らかに早かったが、軍配は大関。さらに、微妙な判定にも関わらず、勝負審判たちは物言いをつけなかった。

 勝った相撲を負けにされた翔猿は花道で悔しさのあまり大声で「アー!」と叫び、支度部屋でも「感覚的には負けていない」と憮然としていたほどだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤川阪神のドラ1指名は高卒投手か…最速150キロ超で《潜在能力の高さは世代ピカイチ》

  2. 2

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  3. 3

    谷原章介長男の芸能界挑戦で改めて感じる器の大きさ…実父・いしだ壱成と共演の可能性も

  4. 4

    目黒蓮“おバカキャラ封印”でますます上がる俳優業のハードル 「何をやってもキムタク」化の不安

  5. 5

    小泉孝太郎を他者第一にした "師匠"いかりや長介の教え

  1. 6

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  2. 7

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 8

    失敗を失敗でなくしてくれた…ふかわりょうの恩人に対する深い愛情

  4. 9

    森七菜の移籍トラブルと重なる伊藤健太郎の不義理退所…チラつくステージママの影

  5. 10

    昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》