「監督やりたい」ヤクルト青木宣親の最終目標はGM就任 引退会見で号泣する弟分に涙腺崩壊

公開日: 更新日:

 我慢ができなかった。顔が歪み、涙が溢れる。

 13日に今季限りでの引退を発表したヤクルト青木宣親(42)。球団事務所で行われた会見では、「やり残したことはありません」と笑顔で報道陣の質問に応じていたが、最後に弟分の山田哲人(32)、村上宗隆(24)の2人が花束を持ってサプライズ登場すると、晴れやかな表情が一変した。号泣する村上の姿に、涙腺が崩壊。顔をぐしゃぐしゃにしながら抱き合った。

 日米通算2723安打の安打製造機。6年間のメジャー生活を得て2018年に古巣ヤクルトに復帰すると、21年からの連覇に貢献。精神的支柱として山田、村上ら後輩選手を牽引し、チームのまとめ役としても絶大な存在感を発揮した。

「20年オフには新たに3年契約を結んだ。39歳からの複数年契約は異例中の異例で、本人も〝この年で3年契約とは〟と驚く厚遇だったが、衣笠現球団会長兼オーナー代行も青木の人間性を高く評価し、幹部候補生と認めている証でしょう。球団の誰もが認める将来の監督候補です」(ヤクルトOB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波