W杯最終予選10月Rに遅咲き28歳FW大橋祐紀を初招集…森保監督「最大の狙い」

公開日: 更新日:

 3日、2026年北中米W杯アジア最終予選の10月ラウンド(10日敵地サウジアラビア戦、15日地元オーストラリア戦)の日本代表メンバー27人が発表され、28歳の遅咲きストライカーが初招集された。創設1875年の英2部の古豪ブラックバーンでプレーするFW大橋祐紀のことである。

 千葉・八千代高から中央大を経て、19年にJ湘南に入団。23年の13ゴールが評価されてJ広島に完全移籍。今季前半戦だけで11ゴールを挙げると7月、トントン拍子に移籍話が進み、初の欧州挑戦が実現した。

 今季開幕戦でデビューゴールを叩き込み、ここまで8試合に出場して4得点の荒稼ぎ。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏は「今が旬の点取り屋とはいえ、28歳のFWを代表初招集した森保監督の大胆さが伝わってくる」とこう続ける。

「身長181センチ・体重76キロのフィジカルを利した突破力がある。ゴールに対する独特の嗅覚を持っており、シュートチャンスを確実にモノにする決定力の高さもある。プロ1年目、2年目とケガにも泣かされてきたが、湘南-広島-英2部-初代表というステップアップは、シンデレラストーリーと言ってもいい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃