韓国サッカーの悲惨すぎる現状を“身内の識者”がボロクソ批判《指揮官が時代遅れ》《協会会長が無能》

公開日: 更新日:

 日本代表は2026年北中米W杯のアジア最終予選で初戦の中国戦を7ー0、続くバーレーン戦を5ー0と最高のスタートを切った。

 アジア最終予選C組で2戦2勝は日本だけ。最終予選を戦っている18カ国の中で「12得点、無失点」は、と突出した成績である。

 一方で日本の永遠のライバルと言われる韓国代表は苦しんでいる。

 初戦のパレスチナ戦はFIFA(国際サッカー連盟)ランキングで73位の差(韓国23位、パレスチナ96位)があり、しかも韓国のホーム試合にもかかわらず、スコアレスドロー。続くアウェーのオマーン(同76位)戦は開始10分に先制しながら、追加タイムにオウンゴールで同点とされた。それでも後半37分にエースFWのソン・フンミンが決勝点を決め、90+11分にもダメ押しで3ー1と勝利を収めたが、およそ「アジアの虎」らしからぬ戦いぶりだったと言える。

 この日韓の違い、試合結果の差に韓国メディアからは嘆き節が聞こえ、大韓サッカー協会(KFA)への追求が始まっている。

 これまで数多くの国際大会を取材し、日本メディアとも情報交換を続けている韓国のニュースエージェンシー「NEWS1」のキム・ドヨン氏は「日本は森保監督体制の6年間でよく洗練されてきた。試行錯誤はあったが、日本が目指すサッカーが見えてきた。それが最終予選でもよく表れている」と日本を高く評価し、合わせて自国代表チームに対して厳しい目を向けている。

「韓国の国内メディアはホン・ミョンボ監督がやろうとしているサッカーに対して、まだ多くの疑問を持っています。一部のアナリストは、彼はトレンドに遅れていると言っています。ホン・ミョンボ監督が(Kリーグ)蔚山現代を率いていた時代、土壇場での采配に多くの疑問が持たれていました。ベテランを偏重し、戦術的に現代サッカーとはかけ離れているという意見も多くありました」

 さらにKFAの監督選定についてもキム・ドヨン氏は疑問を呈する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択