MLBやトランプびいきのFOXまで「頑張れ大谷!」 米国人の敵愾心はハンパなくても背に腹は代えられず

公開日: 更新日:

 トランプびいきで知られるFOXが、大谷を強調した中継をしているのは一にも二にも視聴率が取れるから。大谷が2安打1打点で勝利に貢献したドジャースメッツのリーグ優勝決定シリーズ第1戦は、2009年以降の同シリーズで最も視聴率の高い試合だったという。つまり大谷は米国で大きな商売になっているのだ。

 米紙コラムニストのビリー・デービス氏はこう言った。

「大谷はプロスポーツ界で最も稼ぐ選手になっても、普段は短パンとTシャツ姿。見どころの多いニューヨークに来ても外出はしません。ギンギラギンのネックレスをしたり、派手な格好で出歩くスター選手が多い中、高給取りになってもこれまでと変わらずに、ストイックな姿勢を貫いています。そんな大谷をメディアやMLBは利用しているのです。今季メジャーのレギュラーシーズンの観客動員数は対前年比0.85%増の約7135万人。7100万人を突破したのは2017年以来になる。観客が増えたのはドジャースが全29球団と対戦、大谷が24球場でプレーしたことも大きい。MLBにとって客を呼べる大谷はドル箱なのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘