大谷はWSで左肩亜脱臼に苦しむも「二刀流復帰」に光明…必ずしもマイナスとは限らないワケ

公開日: 更新日:

 早期治療と急ピッチでのリハビリを強いられそうだが、慌てることはない。大谷同様、肩の亜脱臼から短期間でマウンドに復帰したケースもあるからだ。

 ヤ軍の救援左腕メイザはブルージェイズ時代の22年、スクイズを処理した際、三塁走者と交錯して地面に右肩を強打して負傷。戦線離脱を余儀なくされたが、手術は受けずに患部の治療と肩周辺のインナーマッスルを鍛えるとともに、右肩に負担のかからないフォームを模索してわずか16日間で戦列に復帰した。

 メイザは当時の状況についてトロントの地元メディアに「(復帰に)40日はかかると思っていたけど、幸いにも軽症で、トレーナーや医療スタッフが僕のために頑張ってくれた。左手の使い方など、フォームを見直したことで投球フォームのバランスも良くなり、パフォーマンスが向上した」と明かしている。

 大谷は今オフ、契約する野球トレーニング施設「ドライブライン」で、最新鋭の動作解析システムで得たデータを基に、肘はもちろん左肩に負担のかからない投球フォーム固めに取り組むとみられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩