米ツアー参戦決めた竹田麗央 とんでもない記録を 「置き土産」にできるか

公開日: 更新日:

 竹田はあれから3勝を上積みし、現在はツアー8勝。2日目を終えた大王製紙エリエール女子ゴルフ(愛媛・エリエールGC)は通算12アンダーで首位の山下美夢有とは4打差の9位。十分に逆転可能な位置だ。逆転勝ちすれば、次戦の最終戦での年間10勝や公式戦年間3勝を当然意識するだろう。

 前出のツアー関係者がいう。

「米ツアー出場権を狙って取ったTOTOが象徴的ですが、今の竹田はそんなことは重圧にならない。最終戦の舞台となるツアー選手権の会場の宮崎CCは高麗グリーンが特徴。山下は昨年まで2連覇して得意にしていますが、昨年初出場の竹田も最終日に69を出して7位になった。今季は高麗グリーンのフジサンケイ女子にも勝っている。お椀型のグリーンが多い会場は、飛距離が出て、アイアンは高弾道でスピンのきいたフェードが持ち球の竹田が有利。年間10勝は、もちろん今週勝てばの話になりますが、年間公式戦3勝の達成は十分にあると思います」

 それにしても、とんでもない選手が出てきたものだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」