吉田優利が「難関コース」で仰天2ケタアンダー圧勝のワケ 春と秋ではラフとグリーンに大きな違い

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 大きな違いはラフだ。秋開催の女子オープンは80~100ミリ。

 深くて密度が濃い芝に選手は苦戦した。今は春先でラフは枯れ、しかも寝ているため、ボールは沈まずグリーンを狙えた。3年前もグリーンの速さは11~12フィートだったが、4日間とも好天で最終日は12フィート以上のホールが多数あったはずだ。

 大会関係者が言う。

「今回は12フィートまでに抑えるため、芝の刈り高を高くしたし、硬さも出たので毎日散水もしました。グリーンキーパーはグリーンを速く仕上げたいのに、逆に抑えなければならずがっかりしていました(笑)。転圧(ローラー)をかけたのも2週間前に1度だけ。それもありますが、季節柄、今は芝が伸びないので、グリーンは秋の方がやっぱり硬く仕上げられます」

 大会の開催コースは来年以降も替わらないようだ。今回の吉田は出来過ぎ。2ケタアンダーでの優勝は今年が最後かもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 ところでゴルフと言えば、男性キャディーと複数人の女子プロによる下半身スキャンダルの話題で持ちきりだ。渦中にいる女子プロのひとりは報道直後から“謎の欠場”を続けているが、いったい何が起きているのか。関係者が語った「心配な変化」とは……。

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