アジア王者決定戦 横浜F・マリノスが金満サウジに大敗の当然…アルナスルは助っ人5人に年俸総額500億円

公開日: 更新日:

 アジアのクラブ王者を決めるACLEの準々決勝でサウジアラビアの金満クラブが、東アジア勢をズタボロにした。

 日本時間27日、横浜F・マリノス(以下、横浜M)はC・ロナウド擁するアルナスルと対戦し、コロンビア代表FWデュラン(2得点)、セネガル代表FWマネ、C・ロナウドにゴールを決められ1-4の完敗。「個々の選手の能力には少なからず差はあったと思うけど……」(DF松原)とお手上げだった。

 横浜Mだけでなく、この日はタイのブリーラムがアルアハリに0-3で敗れ、韓国の光州はアルヒラルに0-7の大差負け。いずれもサウジアラビアの強豪チームが勝ち上がったが、クラブ経営規模を考えれば当然の結果とも言える。

 アルナスルの助っ人外国人選手の年俸を見ると、ゴールを決めたC・ロナウドが320億円、マネが60億円、デュランが30億円、これにフル出場のクロアチア代表MFブロゾビッチ、後半途中出場のスペインDFラポルテの各40億円を加えると5選手で計約500億円の巨額マネーである。

 ちなみに横浜Mの年間売上高(2023年度)はJ5位の65億円。1位の浦和104億円、2位の川崎80億円、3位の神戸70億円、4位のG大阪66億円……と上位5チームの総売り上げ385億円は、アルナスルの助っ人選手の総年俸にもはるかに及ばないのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも