JFA田嶋幸三前会長が本田圭祐考案4人制サッカー「4v4」の会見に登壇した理由

公開日: 更新日:

サッカー日本代表の本田圭佑氏(38)が考案した4人制サッカー「4v4」の2025年シーズンの概要発表会が2日、東京都内で開催された。

 この「4v4」は「10分1本勝負」「交代自由」「ベンチに監督とコーチは置かない」といった新機軸の4人制サッカー。「自ら考えて行動する力」を育み「未来のサッカースター候補を育成」して「日本のサッカー全体の成長に繋げる」ことを目的に2023年にスタートした。

 今夏には、東南アジア諸国が参加して「初のASIA CUP」開催も予定されている。

 運営主体は、本田氏が社長を務める「Now Do株式会社」(資本金1億円)。メーンパートナーとしてKDDIが、サプライヤーとしてユニクロがバックアップする。

「事業をアジア全体に広げていき、将来的には世界規模の4v4W杯を開催するというのが、本田サイドの将来設計です。そのためには、もちろん莫大な資金が必要となってくるし、物心両面で日本サッカー協会(JFA)のサポートも不可欠となる。48歳のJFA宮本恒靖会長と本田氏は、日本代表としてのキャリアは重なっていないが、良好な関係性を築いているので24年11月には4v4の活動をJFAが正式に後援することになった。この日はJFA前会長の田嶋幸三・名誉会長が登壇することになり、本田氏とトークセッションを行った。田嶋前会長も本田氏とは昵懇の間柄。本田氏にとって<JFAの前会長と現会長が後ろ盾についている>という好アピールになった」(サッカー関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    森保Jは海外からどう見られているのか…W杯のライバル国、ブックメーカーによる意外な評価

  2. 2

    【オランダ】195cmCBファンダイクが大きな“壁”に…タレント勢揃いで「地盤沈下」は今や昔

  3. 3

    FIFA会長がトランプ大統領に贈った「平和賞」は両者の癒着の象徴…元FIFA職員が史上最悪のW杯抽選会を一刀両断

  4. 4

    【チュニジア】アフリカ予選10戦無失点 堅守が光る「カルタゴの鷲」は日本が苦手とするチーム

  5. 5

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  1. 6

    【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家

  2. 7

    Jリーグ得点ランク上位FWが日本代表入りできないワケ…「森保監督の確固たるポリシー」が背景に

  3. 8

    W杯組み合わせに森保監督「非常に厳しい」…GL初戦はオランダと激突、2位通過が現実ラインか

  4. 9

    W杯初16強の日韓大会で山本昌邦は「トルシエと選手とのフィルター役をこなした」

  5. 10

    元日本代表DF冨安健洋がアヤックスと契約合意報道…森保Jに朗報も「ガラスの肉体」の期待と不安

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった