さようなら元横綱白鵬…最後の最後まで“問題児”ぶり炸裂、相撲協会は「退職届」受理へ秒読み

公開日: 更新日:

「横綱在位中には、引退後の部屋設立を見据えて日本国籍を取得。宮城野部屋を継承したことで、ゆくゆくは協会理事長に…との野望もあったと言われる。そんな白鵬が自らケツをまくるのは確かによほどのこと。ただ、今回の件に関して、角界では白鵬への同情の声はあまり聞かれない。結局のところ、現役時代からの素行、品格の問題が尾を引いていると見る向きが少なくないのです。優勝時の万歳三唱、三本締めは協会や横審、一部の親方の不興を買った。引退後の年寄襲名時は、そうした素行が協会に問題視され、誓約書にサインをさせられたほど。

昨年1月の理事選を巡っては、出馬への意欲を見せるも同郷のモンゴル勢からも票が集まらず、出馬を諦めざるを得なかったといわれている。直後に弟子の暴行事件が起き、協会への報告遅れ、事件の隠ぺい工作などの問題も明るみに。部屋の無期限閉鎖という厳しい処分が下ったのは、過去の累積によるものともっぱらです。過去に師匠の不始末で閉鎖となった木瀬部屋も再興まで2年を要した。そんな中、自分のワガママと受け取られかねない形で届を出した。協会とすればもはや、受理しない理由はないでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」