さようなら元横綱白鵬…最後の最後まで“問題児”ぶり炸裂、相撲協会は「退職届」受理へ秒読み
「横綱在位中には、引退後の部屋設立を見据えて日本国籍を取得。宮城野部屋を継承したことで、ゆくゆくは協会理事長に…との野望もあったと言われる。そんな白鵬が自らケツをまくるのは確かによほどのこと。ただ、今回の件に関して、角界では白鵬への同情の声はあまり聞かれない。結局のところ、現役時代からの素行、品格の問題が尾を引いていると見る向きが少なくないのです。優勝時の万歳三唱、三本締めは協会や横審、一部の親方の不興を買った。引退後の年寄襲名時は、そうした素行が協会に問題視され、誓約書にサインをさせられたほど。
昨年1月の理事選を巡っては、出馬への意欲を見せるも同郷のモンゴル勢からも票が集まらず、出馬を諦めざるを得なかったといわれている。直後に弟子の暴行事件が起き、協会への報告遅れ、事件の隠ぺい工作などの問題も明るみに。部屋の無期限閉鎖という厳しい処分が下ったのは、過去の累積によるものともっぱらです。過去に師匠の不始末で閉鎖となった木瀬部屋も再興まで2年を要した。そんな中、自分のワガママと受け取られかねない形で届を出した。協会とすればもはや、受理しない理由はないでしょう」