大谷翔平またも“鋼のメンタル”発揮…不動産トラブルで訴えられても4戦連続43号、今季最長11戦連続安打

公開日: 更新日:

ロバーツ監督の苦言もスルー

 大谷は広告塔を務めたばかりか、2023年のWBCで日本の選手に物件の購入を勧めたともいわれていて、訴訟とまったく無関係とはいえない。しかし、そんなことなどどこ吹く風とばかりに結果を出し続けている。

 思えば昨季は、開幕直後に全幅の信頼を寄せていた元通訳のスポーツ賭博が露呈。大谷の銀行口座から24億円超を盗んでいたことも発覚、精神面で大きなダメージを受けたはずなのに、メジャー史上初の50本塁打-50盗塁を達成、2年連続本塁打王も獲得して3度目のMVPを受賞した。

 ドラフト日本ハムに入団した直後から、球界の大御所たちの「無理に決まっている」という声など気にせず二刀流にチャレンジ。メジャーでもしかり。DHを独占するために他の野手の休養の場をなくすことになったり、投打の二刀流によって他の先発の登板日がズレたり、二刀流ゆえに生じる波紋も一切、気にしない。

 ロバーツ監督がチャンスでの三振や盗塁死に苦言を呈してもスルー。自分でできることと、できないことを分けて考え、できることに集中する精神面の強さはメジャーでも突き抜けている。そんな大谷だからこそ米球界でもトップの座に君臨できるに違いない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷が28年ロス五輪に出場できるかどうかは、あのトランプ大統領にかかっているという。いったいどういうことか。トランプ大統領とMLB機構の“意外な関係性”とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校