黒田博樹氏も「やる気なし」…広島新井監督の来季続投は“他にいないから”の消極的理由だった
「野村元監督は『これまで、俺の名前がよく次の監督候補として報道されるんだけど、実際球団から話があったことは一度もないんですよ』と首をひねっている。球団内で育成力が評価されているのは事実だが、自ら監督の世代交代を進めたオーナーには時計の針を戻すつもりはないようだ」
待望論のある広島の球団アドバイザーを務める黒田博樹氏(50)は、「今のところ本人に、現場でコーチをやったり監督をやったり、ユニホームを着る気はないようだ」(同)という。
候補がいそうで実はいないのが広島の次の監督。有力候補が軒並み“脱落”したことで、「ポスト新井」には石原慶幸バッテリーコーチ(46)が浮上すると前出のOBは指摘するが、コーチ就任3年目で今は指導者修業中の身。球団の暗黙の了解である「監督は5年一区切り」まで、あと2年ほどは新井監督に任せるしかないようだ。
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いまや広島ファンの最大の関心事と言えば、マエケンの去就だろう。本人は日本球界復帰を望んでいるが、古巣に戻ってきてくれるのか。ライバル球団は現れるのか。その市場価値とは。
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