日本復帰望むマエケンは「広島で単年5000万円」がせいぜい…衰え顕著で巨人とソフトBは及び腰

公開日: 更新日:

 争奪戦になるかどうか。

 31日に放送されたテレビ番組で、ヤンキース傘下3Aの前田健太(37)が「来季は日本に帰りたい。米国(でのプレー)は今年で最後と決めていた」と発言。広島に在籍した2015年以来となる日本球界復帰に国内球団も腰を浮かしている……と言いたいが、実際はどうか。

 前田は今季タイガースで7試合にリリーフ登板をするも、勝ち負けなしの防御率7.88。5月に自由契約になり、カブス、次いでヤンキースとそれぞれマイナー契約を結んだものの、3Aで計16試合に先発して4勝6敗、防御率6.25。マイナーでも通用しなくなっている。さる代理人筋が言う。

巨人ソフトバンクが興味を示していた昨オフならば、それなりの契約を結ぶことも可能だったはず。ソフトバンクが有原や上沢など他球団出身のメジャー帰りを獲得しているのは、戦力として計算が立つと判断したからです。かつては力の落ちた松坂と3年12億円の大型契約を結んだこともあったが、松坂は当時34歳と年齢も大きく異なる。巨人にしても田中マー君で懲りたはず。残り3勝に迫った200勝を達成させてやろうと獲得したが、7試合でいまだ2勝ですからね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…