畑岡奈紗が涙の米ツアー7勝目も…“雨天中止”じゃなくても勝てたのか【TOTOジャパンクラシック】

公開日: 更新日:

 タラレバではあるが、最終日の18ホールが行われていたら、勝負はどうなっていたか。

 3日目が終わってトップは畑岡と荒木の通算15アンダー。1打差3位には山下美夢有(24)がピタリとつけ、2打差には今季4勝の佐久間朱莉(22)がいた。

 ツアー関係者が言う。

「混戦になって優勝争いを制することができたというほど、近年の畑岡は強いとはいえない。4日目は天候が崩れることが分かっているのに、3日目の18番で単独首位となるバーディーを決められなかったですしね。米ツアーメンバーで今年の全英女子に勝った山下はもちろん、佐久間やルーキーの荒木も含めて、今の若い選手は経験豊富な実力者と同組になれば、『いろいろ勉強になります』とは言うものの、臆することはない。自分のプレーに集中して、ピンを攻めてバーディーを奪う。3日目の荒木は米ツアーの外国勢と回っていましたが、2番からの5連続バーディーは圧巻でした。悪天候で仕方がなかったとはいえ、やっぱり18ホールでの勝負を見たかったですね」


 変則プレーオフに勝って涙した畑岡は「3年半ぶりに優勝できてほっとしています」と言ったが、本音に違いないだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ