来季開幕ローテ入り目指す大谷翔平を悩ます“空白の2週間”…WBC打者専念なら投手調整カツカツ日程に

公開日: 更新日:

「まだ球団を通してというか、個人間ではちょっとやりとりができない。球団からどうなるかという、まずは連絡を待っている」

 先日、ドジャース大谷翔平(31)が来春WBCの出場に関して、こう言った。

 本人は世界一を達成した前回2023年大会後に「また出たい」と話し、今春キャンプで侍ジャパン井端弘和監督から挨拶を受けた際にも「選ばれれば光栄」と前向きな発言をしてはいる。が、ドジャースのロバーツ監督は先日、「翔平は(今季)故障から復帰してイニングを多く投げた。選手をけがから守るために、26年シーズンに向けて、しっかりと休息をとってほしい」「WBCは重要な大会だと理解しているが、私としてもドジャースとしても投げないことがベスト」と言及。大谷はもちろん、山本由伸佐々木朗希ら日本人投手のWBC出場に消極的な姿勢を示した。

 大谷は26年シーズンに向け、「(投手は)頭からいくつもり。先発としてけがなく1年間(ローテを)回れるのが目標」と明言。来季は開幕から投打二刀流に本格復帰したい意向がある。関係者の間では「WBCに出られたとしても、打者に専念せざるを得ないのではないか」との声が少なくない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性