巨人・丸佳浩 しぶとい36歳の大逆襲…年俸2億円の2年契約ゲット、2000安打へ意欲燃やす
異例といえば異例である。
巨人の丸佳浩が昨3日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、1億2000万円ダウンの年俸2億円でサイン。36歳で新たに2年契約を結んだのだ。
プロ18年目の今季は、オープン戦で右大腿二頭筋を負傷。開幕には出遅れたものの、5月に復帰を果たすと、8月19日のヤクルト戦でサイクル安打を達成。90試合の出場で打率.267、6本塁打、26打点と貧打線の中で存在感を示した。
通算2000安打まで残り71本。さる巨人OBがこう言った。
「原前監督の最終年となった2023年、度重なる打撃不振や故障離脱に悩まされ、FA移籍後最低の打率.244、18本塁打、47打点に終わった。この年は12年以来、11年ぶりに規定打席に届かず、年俸も1億7000万円減となって限界説も流れた。それでも、昨季は1番に定着し、打率.278、14本塁打、45打点と復活。今季も故障で開幕は不在ながら、最後はレギュラーを取り返した。年俸は下がったとはいえ、2000安打まで2年間は落ち着いてプレーできるということ。FAで松本剛が加入して外野のレギュラー争いは激しくなるが、松本剛と残留が決まったキャベッジ、そしてこの丸で外野の開幕スタメンは決まり。若手はまだ丸の牙城を崩せないでしょう」


















