巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

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「育てると言ったら最下位になる」

 昨年12月、ラジオ番組に出演した際、「育てるとか言ってたら最下位になる。そういう場所ではないので理解してもらって──」と発言。「育成放棄か」と物議を醸したが、今回のオーナー発言で、石塚の育成と一軍戦抜てきは「至上命令」になったも同然である。さる巨人OBがこう言った。

「坂本は高卒2年目の08年に遊撃レギュラーに定着。球団には石塚を坂本のように育成したい思惑がある。前年の07年には阿部監督に加え、高橋由、小笠原、李承燁との『30発カルテット』が生まれるなど重量打線を形成。主に8番に入った坂本は『打たなくていいから、遊撃の守備さえしっかりやってくれればいい』というチーム状況だった。『だから我慢して起用できた』と当時の原監督も漏らしていた。今は、4番の岡本が流出し、打線の破壊力は低下。岡本の穴を埋められそうにない。今季も貧打にあえぐことが予想されている。まして阿部監督は今季が契約最終年。石塚を育てる余裕があるかどうか……」

 岡本が守った三塁での出場にも意欲を見せる19歳が阿部巨人のキーマンになりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 阿部監督はチーム内で厳しい立場に置かれている。なんでも、マエケン獲得失敗の原因こそ阿部監督にあるという見方が広がっているからだ。いったいどういうことか。チーム内に不協和音を広げたその独善的な言動とは。

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