WBC侍ジャパン「投手大谷」起用をめぐりドジャース首脳陣が危惧する「100%の哲学」
大谷翔平(31=ドジャース)の2026年はとっくに始まっている。
日本時間8日には自身のSNSを更新、ドジャースタジアムで愛犬のデコピンとトレーニングする姿を公開した。
今年はチームのワールドシリーズ3連覇に加えて、出場が決まっている3月のWBCの連覇がかかっている。本人はWBCでの起用に関して昨年の11月下旬に、「まだ分からない」「投げる投げないにかかわらず、投げたパターン、投げないパターン、何通りかプランをもっているべき」と話している。
具体的な投手起用についてはまだ公になっていないものの、ドジャースの首脳陣が逡巡しているのが大谷の常に目いっぱいアクセルを踏むスタンスのようだ。
昨年6月、2度目の右肘手術から投手として復帰。公式戦でリハビリを行うという異例の調整ながら、初戦から160キロの速球を連発した。フリードマン編成本部長は当時の大谷とのやりとりを、昨年末のNHKスペシャルで苦笑交じりにこう明かしている。
「あれは感心しなかったね。『初登板だし、徐々に行こう』と言うと、彼は『はい、もちろんです』と言ったんだ。なのに、あの投球。彼はいつも、とにかく勝ちたいんだ」
大谷本人は同番組で当時のことも含めてこんなふうに話している。
「ちょっと(球速を)上げ過ぎだなと。本来なら95、96マイル(約153~155キロ)、最初の5試合くらいドクターからは球速(表示)を見ないようにと。(球速が)勝手に上がっていく感覚だった」と言って、こう続けた。
「自分が思い切りパフォーマンスを出せる感覚がないと、うまくもなれないし、自分が納得しないので。ごまかしながら投げたとしても、面白くないだろうなと。僕のスタイルとしては(球速が)ひとつの武器。打席に立ってて94、95マイルと100マイル(約161キロ)では対応の仕方が2ランクも3ランクも違う。そこを投げるのはバッターの視点からも大事」


















