「特殊な環境&疲労蓄積」と識者が指摘 ジャンプ丸山希が得意のラージヒルで8位に沈んだワケ

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 個人ノーマルヒル(NH)、混合団体で銅メダルを獲得した丸山希(27)。得意のラージヒルでは金メダルが期待されたが、1回目は128メートルを飛んで7位、メダルを狙った2回目も125メートルと距離が伸びず、8位に終わった。

 ノルディックスキージャンプ取材歴30年以上の岩瀬孝文氏(国際スキージャーナリスト)が、丸山の敗因を語る。

「今回の会場は取材で3度訪れたことがありますが、ほぼ追い風しか吹かない特殊なジャンプ台です。普通は着地前の向かい風で距離が伸びるのですが、この台にはそれがない。この日は前日の男子より強い追い風が吹いており、ワールドカップ個人総合2連覇中で今季13勝のニカ・プレブツでさえも、スキー板の先が落とされる難しい条件で銅メダルでした」

 もう一つは体調面だ。

「丸山は今シーズン、開幕3連勝を含むW杯5勝で女王プレブツに次ぐ総合2位と大躍進を遂げ、1月の蔵王大会で6勝目を挙げた。ここまで14回も表彰台に上り、成績だけ見れば絶好調で五輪に入ったように見えるが、1月の蔵王と札幌大会を見た時、欧州での戦いで疲労を抱えたまま帰国したと感じた。五輪は開幕当初とは表情や体のハリが違う。五輪前にどこかで休養を取った方が良かったと思う」(岩瀬氏)

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