“親”はゴタゴタも伊勢ケ浜部屋は躍進止まらず 注目の新三段目・旭富士の年内幕内昇進は可能か

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「過去、十両の全勝優勝はたったの5人。2014年の栃ノ心が最後で、その前は06年の把瑠都。それ以前は1963年の元横綱北の富士までさかのぼる。しかも、新十両の全勝優勝は一人もいない。十両は下から上がってくる勢いのある若手、十両生活が長いヌシのような力士、返り入幕を狙う元幕内などがひしめく激戦区です。経験豊富な力士も多く、5月場所の番付では相撲巧者の佐田の海、元関脇の明生、長いリーチの押し相撲が武器の輝など、多士済々。さらに新十両にとっては、これまで1場所7日間だったのが15日間になるのもこの番付から。心身ともに負担が大きく、戸惑う力士も少なくない」

 となれば、旭富士の年内幕内昇進は無理か。

「そもそも、初土俵から史上最速13場所で横綱に昇進した大の里ですら、幕下と十両では優勝できなかった。ただ、旭富士の強さは別格。今の時点で兄弟子の熱海富士と拮抗どころか、稽古場では圧倒しているくらいです。史上初の新十両優勝もあり得ない話ではない」(同)

 師匠の弟子への暴力により、当面は部屋付きを含めた集団指導体制となっている伊勢ケ浜部屋。“親”がゴタゴタしても、“子”は育つ、ということか。

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