「佐々木朗希を殺す気なのか」 ロッテが頭を抱えた泥沼交渉劇の舞台裏
「昨年春のキャンプ前、本人から連絡がありました。選手会とはどういうもので、これまでこうしたことをやってきた……と説明しましたが、それでも『辞めたい』と。選手会から抜けるメリット? そこは本人が考えることで、私にはわかりません」
そもそも、佐々木は昨年末に<ポスティングシステムによる今オフのメジャー挑戦を要望>とスポニチに報じられ、球界内外に大きな波紋を呼んだ。年が明け、ロッテの高坂俊介球団社長は「以前から話している通り、活躍した選手がメジャーに挑戦することについては、球団として後押ししたいという考え方は変わっていない」と一定の理解を示していたが、実際には両者の関係は泥沼状態だという。
さる球団OBがこう言うのだ。
「球団は佐々木本人ではなく、代理人を務める弁護士と交渉を重ねているようですが、佐々木側はとにかく“メジャー挑戦を認めろ、アメリカに行かせろ”の一点張りだそうです。スポーツマネジメント会社を立ち上げた佐々木の母親も“行かせて欲しい”と懇願しているため、交渉にもならない状況に球団が頭を抱えています。今年11月に23歳になる佐々木が仮に来オフにポスティングで海を渡っても、現行ルールではメジャー契約はできない。25歳まではマイナー契約しか結べないわけですから、当然、ロッテの実入りは減る。今オフ、山本由伸がドジャースと12年総額455億円の大型契約を結び、入札にかけたオリックスには70億円超の譲渡金が入ってきますが、佐々木は3億円程度の契約しか結べませんから、譲渡金も5000万円前後になる。ロッテとしては到底容認できません。でも、そういう金銭の問題以上にロッテは佐々木の今後を“こういうやり方でプラスになることはひとつもない”と本気で心配しています」


















