森保Jが決勝T初戦で強いられる「中3日」は鬼門…W杯過去7戦で1勝6敗、後半ガス欠の負の歴史

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後半に失点繰り返す歴史

 一方、中4日の場合は3勝3敗2分けと五分。わずか1日、されど1日--。日本はこれまでのW杯において、1次リーグから常にフルに近いメンバーで戦ってきた。4戦目の決勝Tを戦う頃には、レギュラー陣は疲労困ぱいだった。

 現在の森保ジャパンは選手層が厚くなり、熟成されてきた手応えがあるからこそ、

「(スウェーデン戦で先発メンバーを入れ替える)ターンオーバーをうまく使えば(決勝T初戦も)勝つ可能性が上がる。選手の入れ替えは連係面のデメリットはあるが、日本人の繋がる能力は世界トップクラス。日本の特長を出せるところ」

 と、〝控え組〟を中心に戦うことを示唆していた森保監督。この日の会見でも、

「(決勝T1回戦は)中3日なので、この試合で勝利するためにベストメンバーを組んで戦いに挑むことを考えている。誰が出ても勝つ。誰と組んでも機能することでやってきた。チームで選手が入れ替わりながら戦術を全うするのは簡単なことではないが、コーチ陣がミーティングで選手にいい落とし込みをしてくれて、それが毎回の活動で積み重なって、今回のW杯2試合でチームとしての機能性を失うことなく戦うことができている」

 と自信を見せた。サッカー関係者がこう言う。

「中3日の克服は、協会から森保監督に課された宿題でもあります。前回カタール大会は初戦のドイツ戦に勝って中3日で臨んだ格下のコスタリカ戦でまさかの敗戦。同じく中3日で迎えた決勝T1回戦でクロアチアに敗れた。いずれも運動量が落ちた後半に失点。18年ロシア大会も中3日だった第3戦のポーランド戦で後半に失点して黒星を喫している。そして迎えた決勝T1回戦のベルギー戦は、日本が後半に2点を先取。史上初のベスト8入りに近付いたのも束の間、後半最後の20分間で悪夢の3失点を喫して大逆転負けを食らった。実は同じような敗戦を繰り返している。日本代表にとっての中3日は、後半のガス欠の歴史なのです」

 21日のチュニジアとの第2戦で得点を挙げたMF伊東純也は「個人的には中3日が一番体が動くし、やりやすい。復活してちょうどいい感じになる」と豪語しているが、もちろん、全員が全員そういうわけではないだろう。

 中3日の負の歴史を変えられるか──。森保監督の手腕が問われる。

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