「指名自体が驚き」佐々木麟太郎に米球界の辛辣評価…122.5kgの大食漢は走れず、守れず、肝心の打撃もイマイチ
「走力にいたってはマイナス評価です」
ドラフト前のコンバインでは、飛距離140メートル、最高打球速度186キロの特大弾を放った。MLBネットワークのコメンテーターの言うように「パワーがある」のは間違いない。
だが、レギュラーシーズンで放った本塁打数はリーグの中で突出した数字ではないし、安打にする確率も高いとはいえない。つまり当たればデカいが、ボールを正確にとらえる確率は高くないことになる。
「動きが鈍いうえ、一塁守備もうまいとは言えない。走力にいたってはマイナス評価です」
と、ア・リーグのスカウトはこう続ける。
「花巻東高(岩手)時代は113キロ。体を絞る必要があるのに、スタンフォード大のプロフィルによれば現在は約122.5キロ。本人には体重を落とさなきゃいけないという自覚があるそうですけど、食欲旺盛で、食べ出したら箸が止まらないとも聞きました。ただでさえ米国の食事は高カロリーですからね。動けず、走れず、一塁しか守れないとなると、打つ方でよほど突出した数字を残す必要がありますけど、リーグ戦の成績を見る限り、いまひとつ。もともと内角の速球を苦にするタイプでしたけど、相変わらず差し込まれてしまうようです」
米国のドラフト候補には、ケタ違いのパワーを持つ打者が星の数ほどいる。佐々木はNCAAの中ですら、突出した数字を残していないうえ、守れるのは一塁だけ。動きは鈍く、走力も乏しいだけに、他のポジションに就くわけにもいかない。
他でもない「MLBネットワーク」のコメンテーターが、ドラフトで指名されたこと自体、驚いているのだ。それが米球界の佐々木に対する評価であり、受け止め方とみるべきではないか。


















