「タダでいいから雇ってください」古巣中日の恩人に頭を下げると、“まさかの連続”が待っていた
2011年オフ、7年間の楽天での選手生活が幕を閉じた。コーチの打診を蹴り、自由契約にしてもらったものの、「就職先」のアテはなかった。
やっぱりあの人に頼むしかないか……。そう思い、電話をかけた。
「井手さん、お久しぶりです。楽天をクビになりました。ドラゴンズに帰りたいです」
井手峻さん。米国留学では二軍総務担当として同行し、02年に山田久志監督とモメてトレードを志願したときは編成担当として交渉役を買って出てくれた恩人だ。
プロに入ってからずっとお世話になってきた井手さんに泣きつくと、「無理に決まってんだろ」と一蹴された。
「タダでいいから雇ってください」
「バカ野郎
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