先輩のオレを“ただの運転手扱い”も…チームの仲間ですら松井秀喜は「特別な人間」という意識があった
元木大介氏による「野球IQは高いんです」(第3回=2005年)を再公開
巨人の新監督に就任した松井秀喜(52)。「ゴジラ」は、どんな指揮官になるのか。その手がかりは、現役時代に見せた野球への姿勢や、人との向き合い方にもある。日刊ゲンダイの過去の連載から、球界OBや関係者が語ったエピソードを再公開。新監督の素顔と人柄に改めて迫る(本文中の年齢、肩書などは掲載当時のまま)。
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93年に入団してきた松井秀喜は何から何まで規格外でした。風貌、飛距離、スイングスピード、そして泰然自若とした立ち居振る舞い。本当に18歳!? と何度も聞き返したくらいです。
僕が1年目の彼の運転手役を務めていたことは連載の1回目で触れましたが、その車中でもそうでした。僕もまだ3年目の若手だったとはいえ、一応、3歳上の先輩です。でも、松井は緊張するでも、遠慮するでもなく、常にマイペース。彼を目的地まで送り届けようとする際、平然と後部座席に乗り込むこともありました。
「これでは、本当にオレはただの運転手だよ。こういうときは、助手席に乗って、お願いしますって言うものだ!」


















