(1)突然、頭の中を金属で殴られたような痛みが!
猛暑が去り、涼しく過ごしやすい季節となってきたが、この時期は体調の変化が起こりやすい。夏から秋にかけて増加傾向の病気のひとつに帯状疱疹があり、10月ごろに最も患者数が多くなる(メディカル・データ・ビジョン、2025年317施設調査データ)。
帯状疱疹は子供のころにかかった水ぼうそうが原因となるため、誰でもかかる可能性があり、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が罹患する。
2025年から始まったワクチンの定期接種制度や有名タレントのCMのおかげか、帯状疱疹の認知度は上がっている。だが、体の表面に痛みを伴う赤い湿疹が広がり、気づきやすいから、すぐに治療できるだろうと軽く考えていると、とんでもなく痛い目に遭うこともある病気なのだ。
体に赤い湿疹はまったく現れていないのに、実は帯状疱疹に罹患しており、2カ月間、激痛や後遺症に苦しんだアラ還記者の体験から、帯状疱疹をなめたらいかんということを知ってほしい。
昨秋、10月下旬のある日、激しい頭痛に襲われた。頭の中を金属で殴られたような、あるいは、ぐりぐりと押されたような痛みが数分おきに押し寄せてくる。しかし、頭の激痛以外は特に体に異常は感じない。


















