スマートウオッチで健康管理…デジタルを使いこなせるかどうかで健康寿命が変わる
前回お話しした「心臓年齢」のように、自分の心臓の状態を数値化して把握することは、健康寿命を延ばすためにとても有効です。心臓ドックを1年に1回程度のペースで定期的に受けるのはもちろん効果的で、高齢者になればなるほど個人の医療支出を減らして、緊急の医療機会を遠ざけることが分かっていますが、普段の健康管理には「スマートウオッチ」を活用する方法が近年注目されています。
スマートウオッチとは、CPUやタッチスクリーンを搭載した腕時計型のウエアラブル端末で、スマートフォンと連携して、着信やメッセージの確認、歩数などの健康管理、電子決済などを手元で簡単に行えます。さらにいまのスマートウオッチは、歩数や消費カロリーに加え、血圧、心電図、心音図、血中酸素レベル、睡眠、ストレスレベルといった個人の健康指標の変化を分刻みや秒刻みで計測し、保存できるモデルが登場しています。これらのデータをAIと組み合わせれば、その人にとって最適な健康管理の方法や生活習慣が導き出せるのです。
スマートウオッチはさまざまなメーカーで展開されていますが、心臓の領域では、HUAWEIの「WATCH D3」という最新モデルが話題になっています。手首に巻くバンドに内蔵された小型エアバッグが膨らんで、血圧測定ができるのです。病院や家庭で使う腕巻き式の血圧計と同じようなカフ方式で正確な血圧測定ができるうえ、一日を通して自動で定期的に血圧をモニタリングできます。長期間のデータを見られるので、心臓や血圧の状態をより詳しく把握できるのです。また、血圧が変動しやすくなる運動前後の血圧記録、高地や気温変化時に測定を促す機能も備わっています。


















