異常気象が引き起こす火災に立ち向かう消防職員を描いた小説│「首都圏炎上」高嶋哲夫著
「首都圏炎上」高嶋哲夫著
立川消防署の宇津木準はヘリから林野火災を見ていた。2週続けて山火事が起きている。この夏は気温35度以上の日が続き、雨もひと月以上降っていない。その後も各地で森林火災は続いた。
二卵性双生児だった準と明子は、火事で母を亡くした。消防士だった父は葬儀の翌日、姿を消した。
準の提案で招かれた気象学者は、カリフォルニアで起きたスーパーファイアについて説明した。焼失面積は1万7000平方キロ。気温上昇が続けば林野火災のリスクは増す。人口の都市集中が進む日本では、火災が日常化すると予測された。
異常気象が引き起こす火災に立ち向かう消防職員を描いた小説。
(角川春樹事務所 2310円)



















