衆院定数削減の議論混迷…少数政党配慮盛り込まれても「言い出しっぺ」チームみらいが反対するワケ
与党が早期実現を目指す衆議院の議員定数削減の議論が、ますます混迷を深めている。
国民民主党は26日の党会合の結果、比例代表「19議席削減」の独自案を取りまとめた。与野党協議会で22日、座長の鈴木馨祐元法相が比例代表「31減」の折衷案を提示。野党が受け入れるかが焦点となっていたが、国民民主は定数削減こそ条件付きで受け入れるものの、折衷案への賛否は留保した。すでに民主改革の会、公明党、共産党、参政党が反対の姿勢を明らかにしており、与野党の調整が続く。
さらに、26日はチームみらいも執行役員会を開き、新たに反対を表明。高山国対委員長は「死に票を減らしたり、新人の当選機会、新陳代謝を担保することが望みづらい。制度改革としてふさわしくない」と語ったが、やや首を傾けざるを得ない。
というのも、みらいは与野党協議会で、現行の「ドント式」から、中小政党がより議席を得やすい「サンラグ式」への変更を提案。比例の議席配分方式をめぐる議論を積極的に持ち掛けていた。鈴木の折衷案には「修正サンラグ式」が盛り込まれ、言い出しっぺのみらいに歩み寄った形だ。そのせいで「みらいは賛成に回った副首都法に続き、またも与党の“チームけらい”と化すのか」などと、永田町でささやかれていたほどだ。


















