(2)抗ウイルス薬、鎮痛薬、抗炎症薬…大量のクスリを4週間
昨秋、突然、右頭部に経験したことのないほどの激しい痛みを感じたため、くも膜下出血などを疑い脳神経クリニックに駆け込んだところ、帯状疱疹と診断された。
同疾病の特徴とされる赤い湿疹が体のどこにも発症していなかったが、医師は「発疹なしで神経痛だけの患者もいます。今月、あなたのような症状の人が数人いました」と言った。
さらに、紙に頭部と神経の図を描き、今の状態は後頭神経(後頭部から頭頂部を通り額までの神経)で帯状疱疹のウイルスが暴れている状態なのだと説明してくれた。
帯状疱疹の原因は、多くの人が子どものころにかかっている水ぼうそうにある。
水ぼうそうは、治った後もウイルスが体内に潜伏しており、加齢や疲労、ストレスなどで免疫力が低下したときに再び活性化し、神経に沿って炎症を起こす。そしてたいていは体の片側や顔などにピリピリとするような痛みを伴う帯状の湿疹が現れる。
この日、血液検査による抗体価の測定もしたが、その場では結果がわからない。後日となる。だがこの結果を待たずに帯状疱疹と診断されたので、その日から薬による治療がスタートできた。


















