『「治る力」をググッと強くする本』松岡博子著

公開日: 更新日:

 背骨や骨盤のゆがみを正して体のバランスを整えることで、自然治癒力を高めて不調の解消や病気予防につなげようという本。頭痛の原因や症状はさまざまあるが、慢性的な頭痛持ちの人の体を調べると、頚椎と頭蓋骨にゆがみが生じているケースが多いという。この原因は、実は骨盤のゆがみ。頭痛があるからといって頭や首、肩などを揉んでも、骨盤から正さなければ意味がないそうだ。

 慢性頭痛に悩まされている人は、「仙骨ゴロゴロ体操」を試してみるといい。あおむけに寝て両膝を抱え込み、腰の下の方を床にこすりつけながら体全体をゆらゆらと揺らす。気持ちよいと感じる程度に好きなだけ行い、1カ月ほど続ければ、いつの間にか頭痛が消えているはずだ。
(さくら舎 1400円)

【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?