「サラメシ」学研パブリッシング編

公開日: 更新日:

「サラメシ」学研パブリッシング編

 NHKの人気番組「サラメシ」の書籍化。働く人たちのランチを通して、彼らの仕事や人生をのぞく。

 市民の安全を守る川崎消防署消防隊員に人気の食堂メニューは、“ノーマル”と呼ばれる伝統の消防うどん。豚コマ切れ肉、タマネギ、さつま揚げなどダシのよく出る具材がたっぷり入ったつゆに、しゃきっと茹で上げたうどんを入れて食べる。災害を知らせる無線が入れば即出動できるよう、みんな早食いであっという間にたいらげていく。早食いも任務のひとつなのだ。

 亡くなった有名人の心を和ませたランチを取り上げる人気コーナー「あの人が愛したサラメシ」も掲載。忌野清志郎が自転車で通った「四国屋」の肉きざみうどんなど、来店時のエピソードも交えて紹介する。
(学研パブリッシング 1300円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ