「ぼちぼち養生法」田辺泰登著

公開日: 更新日:

 健康で長生きしたいからといって、あれはダメ、これもダメとがんじがらめの生活を送っていては、ストレスがたまってかえってよくない。本書では、訪問診療などで高齢者の健康維持に関わる著者が、頑張り過ぎない健康法を伝授する。

 肥満は万病のもとといわれるが、無理な食事制限を続けることは心身の健康を害す原因にもなる。そこで著者が勧めるのは、おかずではなくご飯を中心とした食事法だ。ご飯に含まれるでんぷんには、複合糖質という食物繊維が多く含まれており、消化に時間がかかり、満腹感が持続して脂肪の吸収も抑制するのだという。

 ご飯には野菜たっぷりの汁物を組み合わせるようにして、2食は腹八分目にすれば、あとの1食は腹いっぱい食べてもいいそうだ。
(現代書林 1300円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  2. 2

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  4. 4

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    ドジャースは大谷翔平のお陰でリリーフ投手がチーム最多勝になる可能性もある

  4. 9

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 10

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?