「健康に生きる覚悟」森村誠一著

公開日: 更新日:

■現役時代はリハーサル。その後が本番

 80代の今も多くの連載を抱える現役作家が、その健康の極意と実践を明かす。

 人生は、一度限りの貴重なトライアルであり、人生の前編の現役時代はリハーサルととらえ、「後編こそ本番!」として生きることが肝心と説く。年をとると、健康のために生きているような「健康マニア」に陥りやすいとも指摘。限られた時間を生きるがゆえに「時間の予算」を立てるのが大切だと語る著者は、どんなに多忙でも月に3日は余裕をもち、いわば「病気になれる日」をつくっているという。体の劣化速度をなるべく抑えるためにと、試行錯誤の末にたどり着いたサプリメントの摂取など、さまざまな取り組みを公開。
(KADOKAWA 1000円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到