【大人のためのオトナ本】雑学編 お酒の世界を究める

公開日: 更新日:

■「酒場詩人・吉田類の旅と酒場俳句」吉田類著

 テレビでお馴染みの著者による俳句エッセー集。酒場で出会った人や料理を詠むのが「酒場俳句」。例えば有楽町のガード下、闇市の雰囲気が残る飲食街の「ミルクワンタン」が評判の店で一句「ワンタン喰ふ春や乳房の舌触り」。もつ焼き屋のカウンターで酒を楽しむうら若き女性に魅せられ「美女酔うて色なき風に吐息のせ」など。

「このところ、俳句人口はものすごく増えているんですよ。酒場俳句をすれば、お酒の世界ももっと楽しく、精神的にも豊かになれると思います。江戸時代から、酒と俳句は相性がいいものなんです」(吉田氏)

 酒場の達人でもある氏による酒場にまつわるエッセーやオススメの酒場俳句向きの店も紹介。いつもの酒や酒場の新たな魅力に気づかせてくれる、それが酒場俳句だ。

(KADOKAWA 1400円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か