「肩・腰・ひざ…どうやっても治らなかった痛みが消える!」北原雅樹著

公開日: 更新日:

 日本人が医療機関にかかる頻度の高い疾患として高血圧症や糖尿病と並ぶのが、腰痛症と肩こり症。しかし、原因が分からないまま痛みが長引き、治療を諦めている人も少なくない。本書では、6000人以上の原因不明の痛みを治してきた整形外科医が、痛みの原因とこれを取り除く最新の治療について解説する。

 治りにくい腰痛や肩痛の原因の多くは、筋肉のひどいコリだという。単なる筋肉痛ではなく、しびれや灼熱(しゃくねつ)感を伴う痛みが生じ、トリガーポイントという発痛点がある。こうした筋肉に生じた痛みには「筋・筋膜性疼痛(とうつう)症候群」という名前があるそうだ。

 鍼(はり)による「筋肉内刺激法(IMS)」をはじめ、自分でトリガーポイントをほぐすマッサージも紹介していく。
(河出書房新社 1500円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択