• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

『「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人』近藤誠著

 20年以上「がんは2つにひとつ」と唱えてきた著者。つまり、発生した瞬間から手術しても抗がん剤を用いても必ず転移する「本物のがん」と、転移する能力を持たないので手術の必要がない「がんもどき」があるということだ。

「本物」は幹細胞が生まれてすぐ、0.1ミリ以下のときから血液に乗って全身に転移を始める。人間が早期発見と呼ぶのはがんが1センチ前後に育った晩年のがんであり、メスを入れることでがんが暴れて増大することもあるため、手術は百害あって一利なし。一方、全体の8割が「もどき」である乳がんなどは、放っておいてもよいのに無理な手術が体にダメージを与える。

 がんをやみくもに怖がる前に、がんの性質や手術のリスクを学んだ方が良さそうだ。
(幻冬舎 952円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広“ジャニーズ残留”決定か…ウラに野望とカネと打算

  2. 2

    静香次女コウキ ファッション業界で囁かれる“本当の実力”

  3. 3

    キムタク低迷と次女デビューで…動き出した工藤静香の狙い

  4. 4

    無策の安倍首相を尻目に…本田圭佑「電撃訪朝」急浮上

  5. 5

    竹内涼真vs手越祐也 明暗分かれたサッカーW杯キャスター評

  6. 6

    フジの中居MC計画潰した 「徹子の部屋」は元の放送時間へ

  7. 7

    強豪私学が相次ぎ予選敗退…公立高校が全国で“逆襲”のワケ

  8. 8

    90年代はやりたい放題だった…とんねるずへのノスタルジー

  9. 9

    結婚を前提に交際中…高畑充希を両親に紹介した坂口健太郎

  10. 10

    最近目立つ暴力事件より高校野球で根深いのは“たばこ問題”

もっと見る