「なぜ世界でいま、『ハゲ』がクールなのか」 福本容子著

公開日: 更新日:

 日本成人男性の3分の1、1260万人もの人が自分をハゲ(薄毛)だと思い、その半数以上がハゲであるがために自分には外見的魅力がないと感じ、自信を失っているという。本書は、本人が思い込んでいるそうした意識が世間の評価と外れており、「髪がない=クール」がこれからのトレンドであることを説く。

 イギリス人が最も尊敬する政治家ウィンストン・チャーチルなど世界の政治家をはじめ、世界的企業のトップまで、さまざまなハゲたカリスマたちを紹介しながら、髪の有無と影響力を検証した研究成果などを考察。足りないものを惜しむのではなく、発想の転換による魅力アップを勧める薄毛必読の書。

(講談社 840円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ