「病は心で治す」リサ・ランキン著、古草秀子訳

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 酒やたばこをやっていても長寿の人がいる一方、生活習慣に気を配っているのに病気になる人がいる。なぜなのか? そんな疑問に対するヒントが隠された本書では、現役の医師が“心の在り方”が健康に与える影響について解説している。

 アメリカの心理学者であるマーティン・セリグマンの研究によると、楽観的な患者は悲観的な患者よりも冠動脈バイパス手術の回復が早く、一定期間内に命を落とす確率が45%も低かったという。

 さらに、楽観主義者は免疫系が強く、感染症にかかる確率は悲観主義者の2分の1で、回復も早いことが明らかになっている。

 自分の思考や行動を書き出し、心を軽くするための“処方箋”の作り方も紹介。「病は気から」は迷信ではないのだ。

(河出書房新社 1900円+税)

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