「快眠力」成井浩司著

公開日: 更新日:

 質のよい睡眠健康に不可欠といわれる。実際、よい睡眠が取れていないと体にはさまざまな悪影響が表れる。

 体内時計に働きかけて眠りをもたらすのは脳の松果体から分泌されるメラトニンというホルモンで、不規則な生活を続けていると減少する。メラトニンは眠りを誘うほかに免疫作用や抗酸化作用を持ち、病気予防やアンチエイジングにもひと役買っているため、睡眠の質の低下は早めに改善すべきことなのだ。

 質の高い睡眠を取るには、まず決まった時間に起きる習慣をつけるとよい。そして、起きたらすぐに日光を浴びよう。これによって体内時計がリセットされ、夜のメラトニンの分泌も盛んになる。就寝時間がまちまちでも、ぐっすりと眠れるようになる。

(ワック 900円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議