「本当の医療崩壊はこれからやってくる!」本田宏著

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 少しも減らない救急患者のたらい回しと受け入れ拒否。「このままでは世界がうらやむ国民皆保険制度が崩壊する」との危機感から現役医師が書き下ろした一冊。

 世間ではいずれ「歯科医のように医師が余る」と思われているが、実は現状でも11万人の医師不足だという。団塊世代が75歳を迎える2025年には医師不足が深刻化、高齢者はまともな医療を受けられないかもしれないらしい。すでに勤務時間が長く、訴訟リスクが高い外科医を希望する医学生はこの15年で半減。医療崩壊は確実に進んでいる。

 国が税金を使って医師を育成するのは、その存在が社会的であるから。国民皆保険制度の利用者であり、維持する者として、国民はいまの医療制度の問題点を知るべきだ。

(洋泉社 1300円+税)


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