「犬の掟」佐々木譲著

公開日: 更新日:

 水路沿いの道路に駐車したドイツ車の中で、手錠をかけられた男が射殺されていた。左脇腹にスタンガンの火傷痕があった。身元は暴力団の幹部・深沢と判明する。解剖医が、2年前に同じような状況の準構成員・室橋の死体を検視したことを思い出した。室橋は、不法滞在の外国人の治療に当たっていた女医の死が飛び降り自殺とみられて処理された事件の重要参考人だった。深沢も、蒲田のパブで働いていたフィリピン人女性人事件の重要参考人だった。警視庁捜査1課の伏島管理官は、警察関係者による犯行の可能性を考慮して、隠密捜査を命じる。

 エキサイティングな警察小説。(新潮社 1800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    サンド伊達レギュラー14本…40~50代の芸人に仕事集中、「リスク分散」しなかった各局のダメージ度

  2. 2

    「24時間マラソン」満身創痍の星野真里が完走も…募金額46%減&ゴール直前の乱入騒動に非難の嵐

  3. 3

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  4. 4

    巨人が“ゾンビたばこ騒動”の広島から狙う「投打のFA2選手」 6年ぶりダブル獲りに現実味

  5. 5

    巨人・阿部前監督「9月復帰」情報の真偽…読売グループ内には同情論も、懸案は…?

  1. 6

    「24時間テレビ」出演者ギャラ、視聴率目当ての偽善、CM荒稼ぎ…毎年非難ゴウゴウの“内実”に迫る

  2. 7

    山本美月は九州の女子校で偏差値トップ「筑紫女学園」から明大農学部へ 祖父も生物教師の“リケジョ”

  3. 8

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  4. 9

    沖縄自民に“下地ショック”の余波…注目の県知事選で古謝陣営が「進次郎の奇跡」待望も不発は必至

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ