「闘う君の唄を」中山七里著

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 喜多嶋凛が就職した神室幼稚園は、見城真希が率いる保護者会が牛耳っていた。

 遠足の目的地もお遊戯会の演目も保護者会が決める。園長の京塚は見城の言いなりだが、それは15年前の事件のためだという。3人の女児が送迎バスの運転手に殺されるという事件があり、責任を問われた京塚は保護者会に頭が上がらなくなったのだ。

 だが、納得がいかない凛は独自のやり方で園児の教育に当たり、一目置かれるようになった。そのころ、刑事が幼稚園にやってきて15年前の事件について調査を始める。そして、凛の秘密も明らかに……。

 幼稚園教諭のヒロインが活躍するミステリー。(朝日新聞出版 1500円+税)

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