「HAKUTO月面を走れ」袴田武史著

公開日: 更新日:

 著者が代表を務める「HAKUTO」チームは、グーグルがスポンサーとなっている月探査レース〈グーグル・ルナ・エックスプライズ〉に参加し、優れた実験結果を出したチームに贈られる「中間賞」を受賞した。

 課題は無人探査機を月面に到着させ、500メートル以上走行して指定された画像を地球に送信すること。そこで、ロケット打ち上げチーム・アストロバティックと契約して着陸船に同乗し、探査ローバーを月に送り込むことに。チームの狙いは溶岩チューブがあるといわれている〈月の縦孔〉で、その地層を調べることで月の歴史を解き明かそうというのだ。

 民間による宇宙ビジネスに挑戦する男たちの奮闘の記録。(祥伝社 1400円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」