「『名医』と『迷医』の見分け方」筒井冨美著

公開日: 更新日:

 米倉涼子主演のドラマ「ドクターX」の医療アドバイザーも務めるフリーランスの麻酔科医が、100以上の病院を渡り歩いたからこそ見えてきた、いい医者を見つけるポイントを教える。

 病院のホームページで医師の出身大学を見ると、ほとんどの医師が同じ医大出身というケースがある。いまだに学閥が存在しているためだが、その中で別の医大を出た外科部長などを見つけたら、これは当たり。学閥のサバイバルを勝ち抜いた、確かな腕を持つ医師である可能性大だ。

 看護師と仲良くなり、院内の恋愛事情を聞くのもいい。見た目がダサいオヤジでも、医師は腕がよければモテる。逆に、イケメンなのに恋愛も不倫も情報がない医師は、看護師にモテないヤブかもしれないので要注意だ。(宝島社 1000円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑