「『名医』と『迷医』の見分け方」筒井冨美著

公開日: 更新日:

 米倉涼子主演のドラマ「ドクターX」の医療アドバイザーも務めるフリーランスの麻酔科医が、100以上の病院を渡り歩いたからこそ見えてきた、いい医者を見つけるポイントを教える。

 病院のホームページで医師の出身大学を見ると、ほとんどの医師が同じ医大出身というケースがある。いまだに学閥が存在しているためだが、その中で別の医大を出た外科部長などを見つけたら、これは当たり。学閥のサバイバルを勝ち抜いた、確かな腕を持つ医師である可能性大だ。

 看護師と仲良くなり、院内の恋愛事情を聞くのもいい。見た目がダサいオヤジでも、医師は腕がよければモテる。逆に、イケメンなのに恋愛も不倫も情報がない医師は、看護師にモテないヤブかもしれないので要注意だ。(宝島社 1000円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘