「無敵の『1日1食』」三枝成彰著

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 74歳の現在でも新作オペラを書き続けている音楽家の著者。精力的な活動を支えているのが、30年以上続けている1日1食の食生活だ。

 毎日、朝10時から作曲活動を始めるという著者は、その間は飲み物以外口にせず、夜に初めてその日の食事をする。それまで空腹はまったく感じないそうだ。

 一般的な日本人の食事はカロリーの半分以上がご飯、麺、芋などの糖質だ。これが体内に取り込まれると血糖値が一気に上がる。いったん上がった血糖値は、下がるたびに私たちに空腹を感じさせる。そのため、朝から何も食べなければ空腹も感じず、消化に使われるエネルギーも節約できるという。

 夕食で食べるとよい魚やキノコ、豆類を使ったレシピも紹介。バリバリ働きたいなら、1日1食を始めてみては。(SBクリエイティブ 800円+税)


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